DIY入門

D.I.Yの木の性質

 

日曜大工と言う趣味の感覚で行っていた方が、本格的なD.I.Yを始めるようになって簡単な棚などを作るだけでなく、最近多くなったウッドデッキや家具などを作る方も多くなってきています。

 

これらをD.I.Yで作るのに欠かせないもが木材でしょう。木材と言っても様々な種類があり、その用途に合わせた材質の木材を使うことが大切です。

 

木は針葉樹と広葉樹の2つに分けられて、それぞれ違った性質があります。また、加工された木材には部位で性質が違っていて、樹芯の部分を心材と言って硬く腐りにくく、外側は辺材と呼ばれていて水分が多く含まれています。柱にする木材は硬い心材を使います。心材は硬いため耐久性もあるので柱としては適切な木材と言えます。

 

木目の違いでも用途が変わり、柾目・板目・杢目などに分類されていて、柾目は木の繊維が縦に平行に並んでいます。板目は年輪が入っている板で、杢目は年輪や繊維が不規則な模様を作り出している板です。

 

その他に、1本の木から板や角材に加工しているものを無垢材、木の破片や薄い板を接着剤で貼り付けて、1枚の板に加工したものを木質材料と呼んでいて、D.I.Yの用途によって使い分けるようにします。

 

この様に、一言で材木と言ってもその種類や材質に違いがあるので、D.I.Yで作るものによって間違えないように選ぶことが大切です。